きものみこ

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箱根三社参り〜ランチと温泉

箱根三社参りのつづきです。

箱根三社参り〜思い立ちて

箱根三社参り〜箱根神社

箱根三社参り〜濃霧を歩く

箱根三社参り〜箱根元宮

箱根三社参り〜九頭龍神社

 

 無事に三社参りを終えて、元箱根まで戻ってきました。今朝、降り立った時の光景が嘘のよう。真っ白で何も見えず、静まり返っていた町だったのが、お店も開き、人も行き交い、活気があります。ホッとしました。せっかく来たからには土地のものを食べていかねば♪お腹もペコペコです。向かったのはお蕎麦屋さん。

 

◉深生そば     

 お店から芦ノ湖がみえるお蕎麦屋さん「深生(しんしょう)そば」。お店の外にはメニューのディスプレイがあって、天ぷらそばがインパクト大でした。海老天が1匹乗っているだけのシンプルな天ぷらそばです。その海老天が、超大きい!!!ディスプレイだし、ちょっと誇張しているなんてこともあるかもしれないなーと思いつつ、ディスプレイをジッと眺めていたわたしに、店員さんが”今は空いているから、どうぞー!”と声をかけていただいたので、そのまま中へ入ることにしました。

 ランチタイムをだいぶ過ぎていたせいか、数組のお客さんだけでした。メニューを広げながら、どれにしようかなと思案しながらも、周りのお客さんの食べているものが視界に入ってきました。

 

あれは!!!

 

巨大な海老天がドーンと目に映ったのです。あのディスプレイはそのまんまなのね!!!すごい!!!でも、衣が厚いってこともあるかもしれないし・・・。

メニューに写真が少なかった為、お店の人に断って、もう一度、外にあるディスプレイを見に行きました。この衝撃は、やはり食べておくべきか・・・。

「何と迷っているのですか?」と聞かれて応えると、「どれも人気です」とのこと。鴨南蛮そばも美味しそうだったのです。「でも、やっぱり天ぷらそばかな!」と言うと、「今は空いているから、すぐにご用意できますよ」と返ってきました。「???」である。天ぷらを揚げるのに時間がかかることってあるのかな?と思ったからです。お店の人が言う通り、すぐに出てきました。

 

ジャーーーーーーン!!!f:id:kimono-miko:20170704145704j:image

 この大きさ、わかりますかね?横からもどうぞ。王様が湯船に浸かっているような?(笑)

デーーーーーーーン!!!

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 箸で持ち上げてみると、重くて手がぷるぷるします。箸の幅でこの海老天の厚みを想像していただけるでしょうか?しかも箸の位置は尻尾に近い場所ですからね、もっと厚みがあります。

あ〜〜〜〜〜〜、重い〜〜〜〜〜。

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↑片手で一所懸命、写真を撮りました。携帯のバッテリーが落ちたので、写真はここまでしか撮れませんでした。

 

しかし、目の前に実物が来ると、感動です♪食べてみると、更に感動です♪

 

 

海老が大きい!!!

 

 

ん?!と思いました?海老が大きい大きいと言っておいて、また言ってるって思いました?!むしろ誤字?とか思いました?!(笑)

いえ、そのまんま、”海老が大きい!!!”です。

衣に厚みがあることってありますよね?見た目、ここまで大きいと、やっぱり衣の厚みがかなりあるだろうと思っていたわけです。でも食べてみると、衣はふつうに付いていて、海老自体が大きかったのです!!(疑ってごめんなさい!)

 かじりつつも、熱くてアチッと言いながら食べるのですが、弾力があってプリップリの歯ごたえ、感激です!どうりで、テーブルにもってきた時に、「熱いのでお気をつけください」と言われたのか腑に落ちました。そして、「今は空いているから、すぐにご用意できますよ」の一言。これだけ厚みのある海老を揚げるのは時間がかかるわけですよね。人気メニューとあっては、待たされることもあるでしょう。後で聞いたら、混んでいると30分くらい待たされることもあるそうです。天ぷらそばを求めて30分待ち!人気なのが伺えますね!でも、これを食べてしまうと待っても食べたくなる気持ち、わかる気がします。この感動を再び!となるわけですね、きっと。お値段も天ぷらそばで1,000円越えですが、この大海老では納得です。

 お蕎麦もこだわりがあり、北海道十勝の契約農家さんが作るそば粉を使っているそうです。細めの蕎麦でした。温かいお蕎麦だとお蕎麦自体の味がわかりずらいので、機会があったら今度はざるそばで食べてみたい・・・けど、また同じものを頼んでしまいそう(笑)一日20食限定の十割そばは直ぐに完売してしまうらしいです。美味しかった〜!ごちそうさまでした!

 

f:id:kimono-miko:20170704210308j:image写真はベーカリー&テーブル箱根HPより拝借しました。

◉足湯が楽しめるカフェ   

ベーカリー&テーブル箱根」というカフェがお店の斜め前にあり気になって行ってみました。芦ノ湖のホント真ん前です!芦ノ湖を見ながらカフェでのんびりしている人がたくさんいました。テイクアウトもできるので、並んでいる人も多かったです。テラス席に座っている人が、なんとなくパッと視界に入った印象が違和感があり、よくよく観察してみると、足湯!!!ちょうど空いている席があったので、私も足湯がしたい!足クタクタ!甘いものが食べたい!と心が訴えるもので、席が空いていますようにと願いながらお店でパイを購入。足湯に入る人の為のタオルもあり、こちらも購入。

f:id:kimono-miko:20170704210449j:image写真はベーカリー&テーブル箱根HPより拝借しました。

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一席まだ空いていたので、ウキウキしながら席に着きました。

f:id:kimono-miko:20170704210248j:image写真はベーカリー&テーブル箱根HPより拝借しました。

 こういう視界が開けたところで、のんびりできるなんて最高です♪散々歩いてクタクタになった足も芦ノ湖温泉の足湯で癒されます♪ほんのりと硫黄の匂いも感じましたよ。こちらの支店が熱海の駅ビルにもあるようです。そういえば、この前、小洒落た心地良さそうな空間のパン屋さんがあったのを思い出しました。

 

 

◉おわりに    

 ダラダラと書き綴り、記事が6つになってしまいました。最初から最後まで読んでくださった方、おつきあいくださり、ありがとうございます。たいした情報という情報を提示できていないと思いますが、何かの参考になったり、読み物として少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

 水のある場所を求めて箱根に来ました。最初から霧と雨でお出迎えという現象から始まり、普通の雨だったら見通しも良かったと思いますが、なんせ霧。濃霧。あまり出くわすことのない状況、そして視界の悪く不安になる環境でした。つい人生と照らし合わせて考えてしまうのですが、人生も先行きのわからないことだらけです。見えないから不安になる。でも、そういった不安の中にあっても、心が求めるものが行き先を決めてくれます。五感が信号を送ってくれます。自分を信じて、今ある状況、環境でできる最大限のことをしていたら、遠回りのようでもそれが最短の道として開かれてゆき、辿り着く場所があると思いました。冒険に満ちた一日になりました。人生も冒険だなと思います。全てに意味があるのなら、安心して、全ての感情、全ての現象を受け入れていけば良いのだと思います。

 帰る前に最高の眺めで足湯までできて、本当に来て良かったと思いました。ありがとうございます。

 

箱根三社参り

おわり