きものみこ

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切り替えタイミングの夏至!

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◉本日、夏至                             

一年で一番陽の長い一日。朝から大雨です。

 西洋占星術では春分・夏至・秋分・冬至というのは、一つの大きな節目となる日です。

(ホロスコープ上で言うと、太陽が蟹座の領域に入った時点を言います)

 

こういう切り替わりの時は影響を受けやすく、

心身共にアップダウンがある人も多いかもしれません。

今年は特に大きな変化の波が幾度となく影響を受ける時。

何度も何度も”本当にこちらを望みますか?”

と、確かめるような出来事が起きやすいように思います。

 

そういうわたしも、この数ヶ月何度心身に大きな影響があったことか・・・

その度に何度も何度も信じる道を確認して、

そのための一歩一歩を、もがきながら進んでいる最中です。

この夏至がそこからまた一皮むけて、

より具体的に取り組む時期に突入です。

 

それで、本日、夏至に巡った思考を書きたいと思います。

 

◉大雨のお墓参り     

雨でしたが、どうしても行く場所がありました。

今日でなくても良かったかもしれません。

でも、今日行きたかったのです。

父の墓参り。

歩いていけなくもない距離にあります。

 

外に出ると、思った以上に強い雨、強い風でした。

ウィンドブレーカーにレインブーツを履いていけば大丈夫!

と安易に思っていたのですが・・・

歩き始めて数分でこれはマズイ・・・

と、何も意味のないことに気づきます。

 

家に戻れないこともなかったのですが、

戻ればまた出ようという気持ちが減少するように思えて、

そこから奮い立たせて出かけるのはパワーがいると思うと、

家に戻る気持ちにもなれませんでした。

雨の中でしたが、だから余計に、

自分に付着した余計なものがどんどん落ちていく気がしました。

この状況もいいなと思いました。

帰る頃にはびしょ濡れになっていることも覚悟でした。

 

半分くらいの地点まで来ると、

ズボンの腿のあたりまで雨で濡れた跡。

道路には水が溜まっている箇所もあり、

勢いよく走っていく車の水しぶき!

気をつけないと全身濡れてしまいそうです。

 

あと少し、あと少し・・・と気をつけながら

お墓まで辿り着くと、人っこ一人いません。

当たり前です。

お盆でもないし、第一、大雨の中お墓参りする人はいません。

 

わたしは家から持ってきていたお線香と

庭から摘んだ紫陽花を手向けて手を合わせました。

 

何もこんな時に来なくても良かったのにね。

でも、なんだか、わたしが来るのを待っていてくれたように思いました。

わたしも来たかったのだと思いました。

不思議と。

 

立ち上がると、ズボンはじっとりと湿って

肌にビッタリ付いて気持ちが悪い。

歩き始めると、レインブーツの中がチャポチャポ言いました。

 

いつの間に!!!

 

濡れたズボンから滴って、レインブーツの中を池にしたようです。

更に気持ち悪さが増します。

 

帰る時は家までの距離を早く感じるだろうと思っていました。

これがまた、行くとき以上に長く感じられます。

 

向かい風が強く吹いてきました。

思わず、傘を持つ手に力を入れ、

風が弱まるのを待つように足も踏ん張ってじっとする。

気を抜くと傘がひっくり返りそうです。

向かってくる強風と受ける傘のバランスを取りながら、

なかなか前に進めません。

 

あと少しで家だとういう地点まで来ていました。

しかし、その距離が果てしなく遠く感じます。

 

レインブーツの中にできた池をチャポチャポ言わせながら、

少しずつ歩を進めました。

時がスローモーションのように、とてもゆっくりしたように感じました。

わたしはおもむろに人生を考えていました。

 

*              *              *               *              *

 

いろいろな人生がある。

いろいろな選択がある。

 

お墓参りに行くのに、大雨の中を行くなんて、アホだ。

何も大雨の中を行かなくても良かったではないか。

それみろ、雨でびしょ濡れ、傘なんて気休め、

服のままシャワーを浴びているようなものではないか。

それをわざわざ選んで行くなんて、アホだ。

 

そう言っている、わたしがいる。

よく聞く”流れに乗る”という言葉と真逆かも。

それでも、選ぶことがある。

まさしく、いまがそう。

 

でも、真逆のことをしているのにどうだろう?

雨の中のお墓参りはわたしを大浄化させてくれていた。

様々なことで頭がいっぱいのわたしをスッキリさせていた。

肌に張り付いて気持ち悪い雨で濡れた衣服も、

冷えた体も家に帰れば温かいお風呂に入れるとわかっている。

 

「いま」を自ら選んでいる。

 

”自分を信じて”というと大袈裟かもしれないけれど、

その先の自分を信じて、自ら選んでいる。

信じるという言葉を言い換えるなら、

”確信している”と言っていいかもしれない。

 

感情や感覚は「いま」不快だったとしても、

その先の心地良さを知っている。

 

流れに乗る前の逆流、

飛ぶ前のしゃがみこみ、

良いことがある前の不運、

矢を飛ばす前の弓引き・・・

 

それを自ら選択して起こしている。

 

自分で選んだわけではないと思うようなことも

自分で選んで起きていたことかもしれない。

 

どの自分が選んでいた?

過去のわたし?

いまのわたし?

未来のわたし?

どの「わたし」も「わたし」に変わりない。

  

たとえば、この状況を「困難」だとしよう。

困ることが難しい・・・か。

もしかしたら人間の本質は、

困る状況を作らない限り

困るという感覚を得るのは難しいのかもしれない。

 

困りたくても困れない(笑)

 

それならば、困りたくて挑戦するかもしれない。

元々何もしなくても幸せなのに、わざわざ挑戦する。

困るようなことをする。

そう考えるとおもしろい。

 

多くの場合は、

「挑戦したいから挑戦している」

ということを忘れてしまうのかもしれない。

 

普通と思う日常は、それがどんなに穏やかな日常だとしても、

そうした「挑戦したいから挑戦している」が根底にあるように思える。

 

地球にこうして生まれてきたことが、

「挑戦したいから挑戦している」ことに他ならないと思うから。

 

人間は忘れる生き物。

何度でも思い出してチューニングです。

 

「いま」は、確実に、

「わたし」が創った現実。

 

何かを選んでも、選ばなくても、

何かをしても、していなくても、

それはこの地球でやりたかったこと。

 

結局のところ、全てに無駄がない。

そう思えるのです。

 

夏至。

切り替えて行くのに良いタイミングです。

選択していることが現実に現れる。

今一度、心に問うてみると良いです。

確認してみると良いです。

天に想いが届きやすいと言われています。

神社参拝が良いですね。

わたしは今年から恵方参りを取り組んでいます。

今年の恵方神社は北北西。

ホロスコープ上では夏至直後の13時25分から22日の7時44分までボイドタイム。 

神社にお参りするならば、明日の7時44分以降が良いですよ。

時間が取れない人は、紙に書くのも良いと思います。

 

人生に情熱を。

「いま」に感謝。

ありがとうございます。